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OSK 南座「レビュー in KYOTO Ⅳ」

2010/7/10(土)〜16(金) 京都・南座 12時/16時の2回公演

第一部「みやこ浪漫〜RYOMA〜」(1:05)、幕間休憩(0:35)
第二部「ダンシング・ラプソディ」(1:05)

第一部は暗転多くて流れがぶち切れる。第二部はオーソドックスだが観ていてとても楽しいショー。

「みやこ浪漫〜RYOMA〜」は坂本龍馬のミュージカル作品。おおらかな龍馬を桜花昇ぼるが好演。
だが、前半は歌と踊り主体で暗転が多く、細切れのエピソードを並べた感あり(つなぎ方がヘタ)。後半は芝居主体で話が流れ出すが、1時間5分は短すぎる。第一部ラストは…面白いが必要かどうかは意見が分かれるかも? その前のシーンで終わりにして、あとは「現在の実世界を見てください」とする手もあったと思う。命より大義を重んじた時代を打ち壊したのが龍馬であるという主張はよいと思うが、周りの女たちも同じように思っているかどうかは疑問。 命より大事なものはないという思想が一般的になったのはかなり最近(第二次大戦後)だと思う。

第一部の出演者は皆好演。 咸臨丸船上でのタップダンスや、おりょうとのハネムーンのシーンは面白かった。また、第13場は各々の女性が龍馬とどんな関係があったのかを思わせる振付が面白い。ラストの衣装は明治とのことだが、昭和初期まであったように思えるのは気のせい?


「ダンシング・ラプソディ」は洋舞のショーでOSKの持ち味を活かした作品で観ていて最高に面白い。オーソドックスなレビューシーン、モダンで格好いいダンス、南太平洋、スパニッシュ、コスチュームもの、都会の健康的な若者たち、大人っぽい雰囲気のダンス、気持ちいいラインダンス。 これぞレビューだ!といった感じ。

中心メンバーだけではなく、ベテランから若手までそれなりの見せ場を作っていて、それに各人がしっかりと受け止めてやりこなしている(あるいは努力している)のを見るのはとても気持ちがいいし、感動的でもあります。

主題歌は覚えやすい旋律で良いです。 第2場と第12場はベテラン女役を大人っぽい雰囲気のシーンでうまく使っていた。 第3場のジャズは、前半がややフォッシー風、後半が都会的で、どちらもスピード感あふれるシャープなダンスが見もの。
魅惑の宵から始まる南太平洋のシーンはラテン的で明るい。若手にもしっかりと見せ場を設けているのに感心した。 OSKお得意のスパニッシュは切れのあるダンス、圧倒的な歌唱がうまくかみ合った、思わず熱くなるシーン。
ホフマン物語のシーンは男役女役ともに個性を活かした配役。特にジュリエッタの牧名は目を惹いた。 そして、ステラ役に抜擢された恋羽は、初々しく可憐な姿で、桜花とのデュエットも丁寧に歌っており、二人の舞台姿もきれいだった。
チェリーガールズのシーンは若手男役を絡めたポップなシーンで、楽しい構成だった。やはりチェリーガールズは今年春の松竹座よりも今回のような明るく楽しいシーンの方が魅力的だと思う。 ロケットは娘役主体で可愛くて楽しい。チェリーガールズのメンバーが全員入っているので技術的にも不安がない。
フィナーレCは男役の群舞で始まり、途中から女役が絡む王道のパターンだが、振付もよく、うまくまとまっていた。

悠浦を初日寸前で欠くことになった非常事態で、代役の桂稀、愛瀬はもちろんだが、他のメンバーも生じた穴をカバーすべく大健闘だったと思う。 全員が、そして2ch情報では平松も首を痛めているそうだが、千穐楽まで頑張っていって欲しいと願う。

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