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春のおどり(OSK '85)

今年のOSKの春のおどりが大阪・松竹座で今日初日を迎えました。OSK85周年という節目の年、トップスターの大貴さんがこれで退団という公演です。例年と同様、第一部が和物のショー(構成・演出 山村若)、第二部が洋物のショー(構成・演出 横澤英雄、演出・振付 名倉加代子)という構成ですが、公演時間が2時間45分(途中休憩30分含む)といつもより長くなっています。

「おすすめ」&「なかなかよいけどちょっと長く感じる」

さて、第一部「桜・舞・橋」は水の都であった大阪の八百八橋をテーマにした和物のショー。冒頭はいつも通りに水無月じゅんの美しい歌声で幕を開けます。基本の群舞も押さえ、途中にはコミカルなシーンも交え(鶴橋さん、大人気ですねえ)、連獅子の力強さを見せたシーンもあり、途中で同じ着物のシーンがやや長いと感じた他はなかなか面白い内容でした。「長柄橋」のシリアスなシーンもとても印象的で、朝香櫻子の演技が心に残り、折原有佐の歌もよかった。

第二部「桜ファンタジア」は大貴誠のサヨナラを意識したシーンがあり、OSKの定期公演としては珍しく宝塚的かもしれません。でもそれ以外はOSKのダンスの実力を十二分に発揮したシーンが続き、とても見応えがあった。猫とストリートキッズのシーンやフォッシー調のダンスシーン、クラブを舞台にしたダンスシーンなどなかなか面白いところもあり、スピード感あふれるロケットは見事なものだった。スピーディなダンスシーンが多く、またいつもよりショーの時間が長いので、団員もかなりバテるのではないかと思うくらいです。

ただ、クラブのシーンと「アンコール」のシーンがちょっと長過ぎる。クラブのシーンはストーリー性のないダンスナンバーが続き観ていて疲れるので、もう少しナンバーを減らしてもよかったのではないだろうか(このシーンはちょっと眠くなりますね)。「アンコール」も同じようなシーンがあるし、大貴誠が青い衣装で登場するだけというシーンもあり、ムダな部分が見受けられた。

全体を通して目に留まったのは、ベテラン勢や中堅どころのさすがの実力の高さと若手の伸びでした。特に今公演から正式に劇団配属になった83期生(すでに少人数口のダンスメンバーに入っている人もいる)、高速ロケットに十分付いて行ける実力を持った84期生には今後も期待したいと思います。


「桜咲く国2007」というCDをロビーで売っていたのでさっそく買ってしまいました。今回はノートPC持参の旅なので、さっそくiTunesに読み込みiPodにも入れました。CDDBに曲名が登録されていなかったので、曲名情報をしこしこと打ち込んでアップロードしました。

(二度目の観劇後に修正しました)

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