今日が初日のOSK南座公演「レビュー in KYOTO III」は、第一部が和物のショー、第二部が洋舞のショーでしたが、どちらもよかったです。通う価値おおいにあり!
◯第一部「さくら 颱風 真夏の京も桜満開」
作: 桃井 文、演出・振付: 西川 箕乃助
プロローグは夏の桜ということで、華やかな開幕。
チェリーガールズは嵐の精という役名で、説明進行役も兼ねていて3回同じ衣装で登場します。初日のため観客も戸惑っていたのか、2回目の登場時はちょっと浮いていたかも?難しいですな。
第四場は郷愁を誘われるとても良い雰囲気の場面だがちょっと長過ぎ。盆踊り対決はレビューとしては目新しくはないが、勢いがあって良かった。第9景は珂逢こころが色っぽい。白藤麗華の歌を聞いたのは初めてだが、意外と歌えていてびっくりした。
第五場の幽霊は真に迫り過ぎていて笑える場面ではなかったが、娘役3人の剣士はかっこよかった。
第七場は何と大正時代の水着が登場!いや、なかなか面白い趣向だ。男性ファン向け?(大正時代ですので露出は少ないです、念のため)
フィナーレで、桜咲く国を使った華やかな終わりだった。劇団員紹介をやるのは久々だよね。
◯第二部 「DREAMS COME TRUE!」
作・演出: 吉峯 暁子
息もつかせぬダンスの連続といった感じだった。今回は振付陣が多彩で、
・大谷盛雄 7場B、11場、13場、14場
・真島茂樹 8場、9場
・矢倉鶴雄 4場〜6場
・はやみ甲 1場、2場、7場A
・立ともみ 3場、10場、12場
である。ダンスのOSKの本領発揮と言えるでしょう。
第1場はオーソドックスな幕開きだったが、第2場はJAZZの場面で、スピード感あふれる振付(ちょっとフォッシーっぽいが)。圧巻は「Sing Sing Sing」だ。
第3場は高世麻央のソロ。騎士というよりも王子様の風情だが格好いい。
第4場のアラビアンナイト。女性を巡る男の争いと悲劇を描く。桜花と桐生、朝香と牧名の対決は真に迫っていた。
第5場〜第6場はチェリーガールズが舞踏会のドレスから可愛い踊り子への変身が見もの。アバ・メドレーが楽しいが、これは「マンマ・ミーア」の世界ですな。
第7場のスパニッシュはベテランから若手までOSKの男役の魅力を十分に発揮した場面だった。
第8場のタンゴ。なかなか大人っぽい場面でした。
第9場ビギン・ザ・ビギン。これは華やかで楽しい。
第10場は若手男役3人の歌と踊り。楊琳と悠浦あやとは裏声も男声になるように鍛錬が必要だな。
第11場は3組のデュエットダンス。もっとしっかりしたリフトが欲しかったし、トップ2人だけのダンスも見たいところ。
第12場はロケット。今回のロケットはまあまあかな。
カーテンコールはもちろん「桜咲く国」。
京都南座公演は再開後3年目。ずっと続くといいですね。そして、劇団員の多くが書いている夢「全国ツアー」ですが、せめて東京公演が実現する日を心待ちにしています。